バイナリーオプションとは、結果が0か1のオプションと考えることができます。決められた未来の時点で、「ある事象」が成り立っていると報酬が得られます。それ以外の場合、何も得られません。結果が2通りしかないので、「バイナリー」と呼ばれています。「ある事象」は株価が何円以上になっている、という金融商品の価格に関するものであることが多いです。ブローカーによっては、「選挙で誰が勝つ」など様々なものがあります。
オプションと比較すると、いかに考慮する要素が少ないかわかります。
オプション | バイナリー | |
---|---|---|
決められた期限 (Expiration date) |
数年後、数ヵ月後、数週間後(長期) | 数時間後、数分後(短期) |
決められた価格 (Strike price) |
対象価格との差額で価値が変動する | 対象価格より上か下で、価値が0か1になる |
決められた金融商品 (Underlying asset) |
取引所によって幅広い商品が対象 | 取引所によって幅広い商品が対象 |
買う・売る権利 (Call・Put) |
上がると思ったらCallを買うかPutを売る、下がると思ったらPutを買うかCallを売る | 上で終わると思ったら上を買う、下で終わると思ったら下を買う |
オプションの価格 | さまざまな要因によって価格が変動する | 買ったときにすでに、買った場合と負けた場合の額が決まっている |
バイナリーも同様に期限があります。ただし、数時間後とか、数分後とか、非常に近いことが多いです。
同様にあるものが何円以上とか、何円以下とかになっています。
上に行くか、下に行くか予想するだけです。
買ったときにすでに成立した場合の報酬が決まっています。
ある意味、バイナリーオプションは半丁バクチみたいなものです。ストラテジーがなければ50%の勝率しか出ないですし、手数料もどんどん取られていきます。見た目の単純さにだまされてどんどんやりこんだら、最終的に破産する確率の方が高いです。
まずは口座を開いてデモ取引をするのがお勧めです。